「聞き取りが難しい~(泣)」という訴えを、よく受けます。


そんな時、私がアドバイスするのは、


①まず、普段から口に出していろいろ話す、発音する練習をすること。

 要は独り言です。


 これは私の(天邪鬼な?)信条からくるアドバイスです。

 「聞けるから話せるのではない。話せるから聞けるのです。」

 発音できる単語は、聞きとれます。


②そして、聞き取りの真っ最中の心構え。

「分からない単語は無視する。諦める!」

これに尽きます。


分からない単語が出てきたときに、焦ってしまって、

「あれ?何だっけ?」」と気にしていると、

その後の内容が頭に入ってきません。

それはあまりにも勿体ない><


分からない単語は絶対あります!

どんなに上達しても、絶対あります!!


ですので、分からない単語があったときに

「ああ~、分からない。」と焦らないで、

「やっぱり来たわね。フッ。」と、聞き流してください。


全体像を掴むことが大切です。


単語の一つや二つ、分からなかったくらいで、

全体像が掴めないなんてこと、ありません。


焦るから、本来聞けるハズの残りが聞けなくなるのです。


③そして、普段から、、、、

 長文を読むときに、分からない単語が出てきても辞書を引かない。

 読んでいる途中で話の筋が分からなくなっても、戻らない。最後まで読む。

 、、、という訓練をしておくことをお勧めします。


 

 聞き取りも、途中で聞き直せないですよね?

 

 だから、普段から分からなくても立ち止まらず、

 先へ進む意識づけをしておく訳です。


 最後まで読んで内容が理解できなければ、

 もう一回最初から通して読んでみてください。

 もちろん、また辞書は使わずに。

 20回くらい繰り返せば、なんとなく想像できます。


 (これで何のことやらチンプンカンプンなら、

 レベルに合ってないのかもしれません。

 見直しも検討しましょう。)


 最大20回繰り返して、なんとなく全体像がつかめたら、

 そこで初めて辞書を引いて、内容を詳細につかんでください。



以上、私のお勧めする、「聞き取り上達のコツ」でした^^



  カナ韓国語教室

      菱沼 和江