発音なんて、気にしない!


。。。なんて書くと、ビックリされるかもしれませんが、

発音なんて多少悪くても通じるもん。と思う菱沼です。


今までも何度か主張してきましたが、

発音で悩む人が後を絶たないので、また書きます^^


言語交換(エクスチェンジ)をしていて、韓国語ネイティブに

「発音が悪い」と指摘されたとしても

落ち込む必要なんてありません!


ネイティブじゃないんだから、完璧にいかないのは

当たりまえです。


話すときに大事なのは、

①適切な箇所で息継ぎする。

②適切な文法・語彙を使う。

③発音を正確にする。

の順番です。


そりゃあ、発音が良いに越したことはありませんが、

所詮3番目です。


発音をきれいに矯正しようとする時間があるなら、

優先順位の高い

・話しながら息継ぎの箇所の練習

・話しながら適切な文法・語彙を選択する練習

をする方が、早道です。


韓国語が通じない原因は、

よっぽどでない限り発音が悪いからではありません。


適切じゃない箇所で息継ぎをし、

適切じゃない文法・語彙を使っているからです。


それさえきちんと出来ていれば、多少発音が悪くたって通じます。

文章で話すんですもの。単語だけ話すわけじゃないいんですもの。




想像してみてください。


自分が日本語ネイティブとして、

外国人の方と言語交換しているところを。


「明日早く起きれば、今日は早く寝てください。」と

言われたらどうしますか?


もちろん「明日早く起きるなら、今日は早く寝てください。」

が正しいですよね。


では、ダメな理由はなんでしょう。


「~ば」も、「~なら」も仮定を表す文法です。

何故「~ば」を使ってはいけないのでしょうか。


教えてあげたい。

でも、分かりませんよね。


そんなとき、どうするか?


ま、とりあえず違うよって話はしてあげるとして、

あとできることはもう、

発音の不完全さをツッこむしかなくないですか?


「「あしゅた」じゃなくて、「あした」だよ。」

とか。


教えることができないネイティブができることは、

発音しかないんです。

最後の砦なんです。


なので、

「あなたの発音はおかしい。」と言われてしまったら、

落ち込むのではなく、

「ああ、この人は韓国語を教えられないんだな。」

と、フッと笑ってあげてください。


仕方ないじゃないですか、プロじゃないんですから。


お互い様です。


カナ韓国語教室

 菱沼 和江


  PS。「~ば」が何故ダメなのか、知りたい方は菱沼まで^^